虫が多い季節になりました
皆様、こんにちは。4回目のコラムになります。
最近は気温も上がり、色々な虫を目にする機会が増えました。
ある日、私が部屋で過ごしていた時に、子供に「何かの虫がいる。
まだら模様の小さな甲虫で、調べてみるとヒメマルカツオブシムシ
ヒメマルカツオブシムシは幼虫の時は体長4~5㎜位で、全体的
長期間開けなかった楽器ケースの中で、弓の馬毛を食べてバラバラ
成虫になると体長2.5~3㎜位で、花の蜜や花粉を食べるそう
そう言えば、我が家の洗濯物干し場の下の花壇には、キク科らし
この時期(4月下旬~5月頃)はヒメマルカツオブシムシが活発
さて、今回のこのコラムを書くにあたり、色々とインターネット
2年程前の8月下旬、家人が親戚の家の片付けを頼まれました。
その場でゴミの分別をすることに疲れた家人は、出たゴミをゴミ袋
お盆が過ぎ、私は数日振りに作業をしようと工房の扉を開けて、
隣の倉庫とつながる扉付近から、怪しげな小さな虫が大量に(数百
工房全体にワラワラと拡がっていました。中には飛んでいる個体も
とりあえず駆除していき発生元を突き止めると、件のゴミ袋でし
その中にはかなり古い桐箱入りそうめん等が入っており、袋の下
対策を考える為に何の虫か調べてみましたが、桐箱に穴を開けて
それ以後今まで工房全体や材木のチェック、月1回のバルサン、
(パテ埋め、目張り等)に気をつけて日々を送っています。幸い今
そして今回の事に繋がるのですが、ヒメマルカツオブシムシにつ
コクヌストモドキという虫です。
ヒラタキクイムシとコクヌストモドキは、見た目がよく似ていま
コクヌストモドキは穀類の粉等を食害する害虫なので、虫の大量
今回この2種類の虫の分かりやすい判別法を知りました。
複眼の位置でも分かるそうですが、触角の先端の膨らみがヒラタ
早速観察してみました。(発生時の虫をサンプルとして残してい
(1円玉とサンプルとして残していた虫)
虫自体が小さく、その触角は虫眼鏡でもよく確認出来ませんでし
(おもちゃのマイクロスコープ)
(サンプルの虫をマイクロスコープで見たものをスマートフォンの
確かに先端の3節が太いので、コクヌストモドキのようです。他
コクヌストモドキもヒラタキクイムシも害虫には変わりないのです
しかし 引き続き防虫には気をつけていこうと思います。
新型コロナウイルス感染拡大の一日も早い終息を願っております。
今回のコラムの作成にあたって、以下のホームページを参考にさ
・環境コントロールセンターホームページ 害虫情報サイト
・イカリ消毒 害虫と商品の情報サイト
・農研機構 食品研究部門 食品害虫サイト
・アース製薬ホームページ 害虫なるほど知恵袋
・一条工務店 i-smartで建てるスマートハウス!
[必読:でも閲覧注意]ヒラタキクイムシの被害の現状と対策・対