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久しぶりの展示会

第246回 伊東ラッザリ 渚(2022.5.20)

5月1日と2日、当協会の第12回展示会が開催されました。

 

コロナ禍で2年続けて開催が中止になってしまったため、大阪市中央公会堂での開催は3年ぶり、私は最後に参加したのが2017年でしたので5年ぶりの参加になりました。

本当にたくさんの方にお会いすることができて、とても充実した2日間でした。

ご来場くださいました皆さま、誠にありがとうございました。

お客さまにご試奏いただいて、直接感想やご意見いただけるのはとても嬉しく、貴重な機会となっています。時には自分の想像していたことと全く違う感想だったりと新しい発見の連続です。

また製作者同士の意見交換や製作についていただくアドバイスや情報交換も、毎回とても勉強になっていて、展示会を終える頃には早く作業台に戻って作業をしたくなるほど製作意欲を掻き立てられます。

イベントのコンサートや弾き比べの最中では、満席になった会場で演奏家の熱のこもった演奏を聴きながら、このコロナ禍の2年間のことを思い出してしまい、普通の生活を送れることが何て幸せなことなんだろうと改めて感じました。

コンサートを聴き終えたときは、みなさま笑顔でいらっしゃって、やっぱり音楽っていいなと実感する瞬間でした。

 

音楽が繋げてくれているご縁を大事に、より一層頑張ろう!と決意新たにイタリアへの帰路につきました。

ちなみに帰りのヨーロッパ行きの飛行機は世界情勢によりロシア上空を飛行できないため、北極上空を通ってのフライトでした。北極通過直後に通過証明書なるものをいただきました…。

 

1日も早く、皆さまが安全に、平和に暮らせる日々が来ることを願ってやみません。

 

次回、第13回関西弦楽器製作者協会展示会は2023年5月2日(火)、3日(水)大阪市中央公会堂です。

来年もまた皆さまと笑顔でお目にかかれますように。たくさんのご来場お待ちしております。